お知らせ

通信No.65(令和2年1月号)

通信No.65」をお届けします。以下、記事の内容(抜粋)をご紹介いたします。
全文をご覧になられたい方は、以下をご覧ください。
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「我が町の防災対策といのちの電話」

湯前町長 長谷和人氏

湯前町は、令和元年9月3日、コカ・コーラボトラーズジャパン(株)と社会福祉法人熊本いのちの電話様との間で、災害対応型自動販売機設置による協定を締結させていただきました。
災害については、私が町長になる前の一職員であった時代に、湯前町で、大規模な水害が発生し、町内の広い範囲で、上下水道が寸断するという辛い経験を致しました。
当時は、災害協定等を結んでおらず、また防災への危機意識も今ほど高くはなかったこともあり、被害が大きくなってしまいました。
そのような経験を経ているからこそ、今年町長となり、町民が安心して生活できるよう災害に強い町づくりを目指していく上で、この災害協定は大変心強いものになりました。
この災害対応型自動販売機は、湯前町内の5ケ所(役場庁舎、災害備蓄倉庫、保健センター、まんが美術館、ゆのまえ温泉湯楽里)に設置され、大雨、台風、地震等による災害で、避難を余儀なくされた場合に、災害対策本部からの要請に応じて、コカ・コーラボトラーズジャパン(株)が、自動販売機内の飲料商品を無償提供してもらえる内容となっております。
また、売り上げの一部は、自殺予防を目的にボランティアによる電話相談の活動されている「いのちの電話」様の活動資金として、活用していただくように致しました。
行政の立場からではございますが、一人一人の命を大切にするという観点から、様々な不安や、悩みを抱え、生きる希望や、気力を失いつつある人に、電話を通じて心に寄り添い、その方が持っている生きる力を見いだし、自らの力で勇気を持てるような活動に支援できればという想いでございます。また、行政として、そして町長として、我々にできることから取り組んでいきたいと思っているところでございます。

(中略)・・続きは、こちらへ…