5月9日、熊本いのちの電話相談員養成講座の開講式が、熊本YMCA本館で行われました。
全国では、分室を含めると57のいのちの電話のセンターがあり、熊本いのちの電話は20番目のセンターとして1985年に開局しました。
今年度の受講生は、その第40期生となります。
いのちの電話の大きな課題は相談員の不足です。
この課題に熊本県やメディアの方々など、各方面のご理解を頂き、広く募集を行うことができました。
結果、例年を大きく上回る53名の受講生がYMCAのジェーンズホールに集い、満席でのスタートとなりました。
福田稠理事長の挨拶では、多くの方々が養成講座に来てくれたことへの感謝と期待が述べられました。
開講式からそのまま第一回目の講座が始まり、受講生のみなさんはいのちの電話の歴史について真剣に耳を傾けていました。
研修期間は2年と長期に渡ります。それは、いのちの電話に相談してこられる方に寄り添える相談員になるための大切な期間です。
40期生のみなさんが、これから研修の中で多くを学び、私たちの頼もしい仲間となってくれることを期待しています。