第22回熊本いのちの電話自殺予防公開講演会を、2月23日(月・祝)、くまもと県民交流館パレア・パレアホールにて開催し、149名の皆さまにご参加いただきました。
講師は、東京都立大学の勝又陽太郎先生。演題は「自死を悼むことと防ぐこと〜自殺対策20年の歩みとこれからに向けて〜」でした。
自殺対策基本法の成立から20年。これは同時に、勝又先生が自殺対策に携わってこられた20年でもあります。自死の実態調査や予防のための研究に取り組まれる中で、自殺対策には「自死を防ぐ活動」と「故人を悼むこと」の両方が重要であること、そして自死について自由に語ることのできる場の必要性をお話しくださいました。
また、「コロナ禍初期のいのちの電話の利用者分析」では、自死の増加よりも約1か月早く、電話相談内容における自殺傾向率が上昇していたことが示され、いのちの電話が果たす役割の大切さについてもご講演いただきました。
3月は、生活環境の変化などにより、気持ちが不安定になりやすい時期といわれています。心が少し弱っていると感じたときは、どうぞいのちの電話をご利用ください。(24時間・年中無休:096-343-4343)ご相談は匿名で受け付けており、守秘義務も守られますので、安心してご相談いただけます。

※いのち電話活動周知のためのクリアファイルの配布は、善意銀行のご支援を頂いて行っています。
また、いのちの電話では相談員を募集しています。
相談員養成講座にご関心のある方は、事務局(平日10時~17時:096-354-4343)までお問い合わせください。



